堀内恒夫氏 18番後継者の菅野を心配「打たれ続けてマウンドに立つっていうのは結構シンドイもんだよ」

[ 2019年5月16日 21:45 ]

<巨・神>6回2死一塁、大山にこの試合4被弾目となる本塁打を打たれた菅野(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏(71)が16日、自身のブログを更新。前日15日の阪神戦(東京D)で自身最多の10失点で6回途中に降板した巨人・菅野智之投手(29)について言及した。

 堀内氏は「打たれてもマウンドに立つエース」とのタイトルでエントリー。「昨日の菅野は酷かったね」と書き出すと「体は重くボールにキレがない。自慢のスライダーは甘く高いし変化が早く見える」と菅野の投球を分析。

 「それにしても、あそこまで菅野をよく投げさせたなぁ」と前夜の試合を振り返り、「エースだってさ自分のボールが悪いとわかっていてもどうにもならない時もあるよ」「打たれ続けてマウンドに立つっていうのは結構シンドイもんだよ」と自身が現役時代につけていたエースナンバー「18」を今季から引き継いだ後輩を思いやった。

 今後に向けては「まずは、一呼吸だな。それから考えても遅くないだろう」と堀内氏。最後まで菅野を慮っていた。

続きを表示

2019年5月16日のニュース