楽天 痛ッ!ハーマン5失点炎上、連敗で勝率5割逆戻り

[ 2019年5月11日 20:01 ]

パ・リーグ   オリックス6―3楽天 ( 2019年5月11日    ほっと神戸 )

<オ・楽>8回1死一、二塁、山足の勝ち越し三塁打にガックリのハーマン(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 楽天版・勝利の方程式が崩壊し、連敗で勝率5割に逆戻りした。

 1点を追う8回、浅村栄斗内野手(28)の左中間適時打などで3点を奪い逆転したのも束の間。その裏に登板したセットアッパー、フランク・ハーマン投手(35)が炎上してしまう。

 先頭の中川に左中間二塁打、続く福田にも四球を与え1死満塁とされると、白崎に左前2点打を喫し同点。気落ちした助っ人は山足に左中間三塁打、T―岡田にも左前打を浴び、万事休した。ここまで3勝10ホールドと結果を残してきたが、4日西武戦以来、1週間ぶりのマウンドは1/3イニングで4安打5失点KO。「同点打以降も、あれ以上の失点はいけないのに傷口を広げてしまった。自分の対応が出来なかった。これ以上は言い訳になる」と敗戦の責任をかぶった。

 チームは3位タイ。とはいえ岸&則本のWエース不在の状況でハーマン以下、ブルペン陣のフル回転なくして浮上の芽はない。

 「球がいかなかった原因を考えないといけない」と伊藤智仁投手チーフコーチ(48)。平石洋介監督(39)も「なぜハーマンは腕が振れなかったのか。理由を探して明日(12日)以降、切り替えていく」と前を向いた。

続きを表示

2019年5月11日のニュース