DeNAついに10連敗…今季初先発・今村に7回まで大和の2安打のみ 8回、森福からソト2ランも…

[ 2019年4月28日 17:00 ]

セ・リーグ   DeNA2―7巨人 ( 2019年4月28日    東京D )

<巨・D>9回2死、代打・佐野が一塁ゴロに終わり、10連敗となり重苦しい雰囲気のラミレス監督(左から2人目)らDeNAベンチ(撮影・木村 揚輔)
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 DeNAは主砲・筒香以外の打順を入れ替え、巨人戦通算1勝0敗だった京山を先発投手に立てて臨んだが、2―7で首位・巨人に完敗。12連敗した2015年6月以来4年ぶりで、ラミレス体制ワーストとなる大型連敗はついに2桁の10連敗に到達した。

 先発投手の京山が初回、1番・坂本勇をいきなり四球で歩かせると、3番・ビヤヌエバに左越え先制2ランを被弾。4回にも先頭の4番・岡本に四球を与えてから7番・大城の右前適時打で3点目を失い4回72球で早くも降板を余儀なくされると、5回から登板した2番手・平田は先頭の坂本勇にいきなり左中間スタンドに叩き込まれ、0―4。さらに亀井にも右越え2ランされて5回で0―6と早くも試合の流れが決定的となった。

 6回に登板した3番手・藤岡は1死から連続四球を与えてピンチを招くも無失点に抑えたが、7回に登板した育成出身の4番手・笠井も先頭・丸に四球を与えてから陽岱鋼に右前適時打されて0―7。打線も今季初先発となった巨人・今村の前に7回まで大和が初回と3回に打った2安打のみと抑え込まれた。

 8回に2番手・森福の代わりバナをとらえて大和が孤軍奮闘の3安打目を放って出塁すると、バントで送った1死二塁からソトが2戦連発となる10号2ランを左中間スタンド上段へと叩き込んで2点を返したが、そこまでだった。

 10連敗で迎える巨人との3連戦最終戦(29日)はここまで4試合に先発して0勝2敗のドラフト1位ルーキー上茶谷の先発が予告されたが、巨人の先発投手はここまでリーグトップタイの4勝をマークしている山口。厳しい戦いが予想されるが、黄金ルーキーの右腕に勝利を託す。

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