巨人・丸、12球団制覇弾も… 守護神クック打たれ逆転負け

[ 2019年4月18日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―5広島 ( 2019年4月17日    熊本 )

8回1死一塁、右越え2ランを放つ丸(投手・フランスア)(撮影・岡田 丈靖)
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 巨人・丸の「12球団制覇弾」も、白星につながらなかった。2点リードを追いつかれ、迎えた8回1死一塁。フランスアの149キロ直球を完璧に捉えた。右翼席に弾丸ライナーで運ぶ一時勝ち越しの5号2ラン。古巣から対戦5試合目で初めて本塁打し「速い球に力負けせずにコンパクトにいけた。いい結果になった」。しかし9回、クックが崩れた。

 原監督は「こっちのいいパターンの中で守り切れなかったというところ」と言った。無死から2連打を浴び、一ゴロの間に1失点。暴投も絡んで2死三塁とすると、菊池涼に右越えの同点二塁打を浴びた。直後、クックが「高めに外そうと思ったが外しきれなかった」と反省する1球を、石原に痛打された。カウント0―2から高めのつり球を要求されたが中前にはじき返され、勝ち越された。

 4セーブをマークする右腕だが、6試合目で来日初黒星。指揮官は「少し用心深く丁寧に、というのを付け加えればいい。きちっと調整してくるでしょう」と、守護神に期待した。 (神田 佑)

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2019年4月18日のニュース