日本ハム 宮西、300Hは通過点 天国の祖父にさらなる活躍見せる

[ 2019年4月14日 08:47 ]

パ・リーグ   日本ハム3―0ロッテ ( 2019年4月13日    札幌D )

日本ハム・宮西の兵庫県内の実家に飾られている短冊
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 【記者フリートーク】宮西の兵庫県内の実家には短冊が飾られている。「孫がプロ野球選手になりますように」。07年の七夕直前の6月27日に他界した祖父・政秋さん(享年91)が病床で書いたものだ。同年ドラフトでプロ入り。入団当初はプロの壁を痛感も「じいちゃんが生きていたら次は短冊に“活躍しますように”と書いたはず」と自分に言い聞かせて必死に練習した。

 昨年11月に全治4カ月の左肘手術を受けた。先が見えない不安を抱えていた宮西は実家で短冊に手を合わせ「来年も頑張るよ」と誓った。天国の祖父にさらなる活躍を誓った男にとって300ホールドは通過点にすぎない。(日本ハム担当キャップ・山田 忠範)

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