骨折しているのに…梅野「めちゃくちゃうれしい」サイクル安打 阪神が5点差ハネ返して大逆転勝ち 

[ 2019年4月9日 21:33 ]

セ・リーグ   阪神12―8DeNA ( 2019年4月9日    甲子園 )

<神・D>8回2死一塁、右中間二塁打を放ち、サイクル安打を達成した梅野(撮影・大森 寛明)
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 阪神の梅野隆太郎捕手(27)が9日、甲子園球場で行われたDeNA1回戦で自身初のサイクル安打を達成した。

 2回、2死一、二塁から右翼線に先制の2点適時三塁打。いったんは右翼手の失策と記録されたが、3回の守備終了後に三塁打に訂正された。さらに4回には右前打。8回に左越え1号ソロを叩き込むと、この回に再度回ってきた打席で右中間に二塁打を放ってサイクル安打達成となった。

 サイクル安打達成は昨年8月16日のDeNA戦で達成した平田良介(中日)以来プロ野球史上69人目(74度目)の快挙。阪神では16年7月30日の中日戦で達成した福留孝介以来となった。

 左足薬指を骨折しながら試合出場を続けている梅野がサイクル安打。チームも12―8で大逆転勝利を収め、甲子園の今季開幕ゲームは最高の結果となった。

 ▼阪神・梅野の話(サイクル安打に)めちゃくちゃうれしいです。まさか自分がサイクル安打を達成するなんて。表彰されるまで気づいてなかったです。(本塁打は)思いきり行くだけだった。

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