メキシカンリーグ初の女性審判ゴルドアさん、侍J戦で塁審担当 夢は「東京五輪の審判」

[ 2019年3月7日 19:27 ]

京セラDのルールの説明を受けるメキシコの女性審判員のルス・ゴルドアさん(撮影・山口 和洋)
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 9、10日の侍ジャパン強化試合に臨むメキシコ代表が8日、会場となる京セラドームで全体練習を行った。試合を裁く2人のメキシコ人審判も球場を視察し、うち一人はメキシカンリーグ初の女性審判であるルス・ゴルドアさん(42)。9日は三塁、10日は二塁の塁審を務める。

 「代表チームの試合を裁くのは初めて。女性アンパイアとしてというよりも、メキシコ人として、代表チームと仕事ができることを誇りに思います」

 選手としてはソフトボールをプレーし、ソフトボール、サッカーの審判などを経て、昨年メキシカンリーグでデビューした。年間120試合を裁き、球審も務めている。

 「ぜひ東京五輪の審判をしたい。それを夢見ています」とゴルドアさん。メキシコにはドーム球場がなく、人工芝の球場も少ない。グラウンドのチェックや、打球が天井に当たった際のローカルルールなどを確認し、本番でのジャッジに向けて余念がなかった。

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2019年3月7日のニュース