中日・根尾、8日実戦デビュー濃厚 シート打撃無安打も「これから」

[ 2019年3月7日 05:30 ]

ナゴヤ球場で2軍の残留練習に参加した根尾
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 中日のドラフト1位・根尾(大阪桐蔭)が8日の春季教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)で実戦デビューすることが濃厚になった。7日、名古屋での練習で出場に向けた最終確認が行われる。

 「もっともっと(ボールを)捉えていかないといけないですが、いいシート打撃だったかなと思います」

 生きたボールを見たことで、実戦解禁にまた一歩近づいた。ナゴヤ球場での2軍残留組の練習に参加し、守備がつかないシート打撃で打席に立った。13年のドラフト1位で昨年11月に血行障害の回復手術から復活を期す6年目の右腕・鈴木翔、今キャンプのテストから育成入団したブリトーと対戦。鈴木翔に6打席で5打数無安打(1三振)1四球、ブリトーには4打席1打数無安打(1三振)3四球と快音を響かせることはできなかったが、練習を見守った立石巡回野手コーチは明るい見通しを明かした。

 「きょうのところは問題ない。あしたもう一度確認する。(8日の教育リーグ出場の可能性は)あるね」

 ブリトーとの最終打席(四球)は最後のボールが足元を襲い、一瞬ヒヤリとする場面もあった。「危なかったです。当たらなくてよかった」。アクシデントにつながらなかったことに、ホッとした表情を浮かべていた。(田中 貴久)

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2019年3月7日のニュース