DeNAドラ1上茶谷2回零封!力抑えて147キロ 開幕ローテまた前進

[ 2019年2月27日 05:30 ]

練習試合   DeNA12―12韓国・KIA ( 2019年2月26日    宜野湾 )

先発の上茶谷は2回1安打無失点の好投(撮影・篠原岳夫)
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 開幕ローテーション入りへまた一歩前進した。DeNAのドラフト1位・上茶谷(東洋大)が2度目の実戦マウンドに上がり、先発で2回1安打無失点。2回パーフェクトだった前回20日のロッテ戦では投じなかったチェンジアップを2球解禁して左打者から空振り三振も奪い「タイミングを外せていた。今日はよかったと思う」と手応えをつかんだ。

 2回はクイックを試し、1死から左前打で初めての走者を背負うとけん制も披露。この日の直球の最速は147キロも「前回は飛ばしてしまった。今日は長い回を投げる想定でピッチングをした」と実戦派らしくまとめた。

 初めてのキャンプも27日に打ち上げとなる。沖縄での楽しみには「梅つけ麺」と即答。宿舎近くにあるラーメン屋の一品にはまり、6度も通い詰めたというが「どこか出掛けたりしていないので」と野球漬けの1カ月を過ごした。「全てが勉強になった。自分の持っているものを出して調子が良ければという自信はあります」と上茶谷。沖縄で確かな手応えを得た右腕が3月のオープン戦でもアピールを続ける。(町田 利衣)

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2019年2月27日のニュース