槙原氏、楽天ブラッシュは「楽しみな存在」個性的フォームも「穴なし」

[ 2019年2月24日 08:34 ]

オープン戦   楽天3―6巨人 ( 2019年2月23日    那覇 )

ブラッシュの構え(撮影・森沢裕)
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 楽天・ブラッシュは直球に強い。巨人・菅野とは初対戦で最初の打席。外角を狙ったものが逆球で甘く入ったとはいえ、151キロを軽々と運んだのには驚いた。一転して2打席目は野上のカーブを左前へ。上体が崩されることなく、変化球に対応できるところも見せた。非常に楽しみな存在だし、各球団は警戒を強めざるをえないだろう。両足をピタッとそろえる独特な構え。個性的なフォームだが、この日の打撃を見る限りは大きな穴はなさそうだ。

 打たれた菅野は今季、力を抜いての投球をテーマにしている。しかしブラッシュに一発を浴びて以降は、やはり力が入っていた。いざ試合に入り、打たれだした時などはどうしても「力み」が邪魔をする。いかに力感なく、打者の手元でピュッと来るボールを投げられるか。勇気のいる、究極の形。シーズンでは気持ちの面も含めて自分との戦いになるだろう。

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2019年2月24日のニュース