阪神・藤浪に「ベビースター」から感謝状「びっくり」毎年恩師に大量差し入れ

[ 2019年2月14日 07:11 ]

おやつカンパニーから贈られた感謝状とベビースターシリーズを手に笑顔の藤浪
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 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が13日、「株式会社おやつカンパニー」から感謝状と御礼品を受け取ったことを明かした。毎年1月に母校・大阪桐蔭を自主トレで訪れた際に同社製スナック菓子「ベビースターラーメン」を恩師の西谷浩一監督に大量に差し入れ。話題提供の貢献を認められ、予想外の“エール”に感激した。

 誰もが一度は口にしたことがある「ベビースター」から“ド直球”のエールが届いた。キャンプ前の1月下旬、藤浪の元に送られてきたのは、一通の手紙とズッシリと重みのある段ボール1箱。中身を見て、思わず「まじか…」とつぶやいた。

 「本当にびっくりしました。まさかおやつカンパニーさんが反応してくれて、こんな御礼の品が届くなんて思ってなかったので…」

 同社のスローガン「たっぷり、たのしい」を象徴するように、中身は大量のベビースターラーメン各種にプレゼント企画でしか手に入らない非売品の「スマートベビースターサーバー」、そして書面には「日頃のご愛顧への感謝の気持ちを込めて」と記してあった。

 藤浪はプロ入り時から年明けに母校・大阪桐蔭で自主トレする際、恩師である西谷監督に大好物である「ベビースターラーメン」を差し入れしてきた。16年の600袋から年を追うごとに量は増え、今年は過去最高の800袋を準備。冗談半分で「来年からおやつカンパニーから提供してくれないかな」と口にした言葉が本人の知らぬ間に製造元に届いていた。

 同社の広報担当者は「かねてベビースターの話題化に貢献いただき、感謝を込めて(御礼品を)進呈しました」と説明。過去に同社がアスリートへ同様のアプローチをかけた事例は一度もなく、「例外的に対応しました」と藤浪への多大な感謝がうかがえる。今後へ向けても「(藤浪から西谷監督への)ベビースター贈答、コラボ商品等、当社としても、何らかご協力させていただきたい」と強調。差し入れのサポートやベビースターの“藤浪晋太郎味”など夢プランも思い描いた。

 「正直、ギャグで始めたことだったので(笑い)。ベビースターは小さい時から好きで、お酒のつまみとしても好きで、ついつい食べたくなるお菓子です。西谷監督にも報告したいと思います」

 今年で発売60年目を迎える「ベビースターラーメン」のように藤浪も、誰からも長く愛されるような選手を目指す。宿った「ベビースター魂」。白星を量産し、虎を歓喜させる“たっぷりたのしい”シーズンにしたい。(遠藤 礼)

 ▽ベビースターラーメン 味付けフライ麺風のスナック菓子で、三重県津市に本社を置くおやつカンパニーが製造。インスタントラーメンのかけらを従業員におやつとして配ったところ好評を博し、1959年に「ベビーラーメン」として商品化した。チキン、うましお味の定番に加え、焼きそばやパスタ味も展開。讃岐うどんや沖縄そばなど地域限定商品も多数ある。1袋の価格は36円(税込み)。

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2019年2月14日のニュース