阪神ドラ2小幡 木製バットに苦戦「思ったより飛ばない」

[ 2019年1月23日 05:30 ]

<阪神新人合同自主トレ>ロングティーをするドラフト2位・小幡(撮影・後藤 大輝)
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 阪神のドラフト2位・小幡竜平内野手(18)が22日、糸井流で超人へと進化を遂げることを宣言した。鳴尾浜で行われている新人合同自主トレで初めてロングティーを行ったが、想像以上に飛距離を伸ばせなかったことで決心した。

 「思ったより飛ばないなと。(金属バットでは)外回りで遠心力を使って飛ばしていたが、金属(のスイング)では全く通用しない。まだまだ非力なんで。速い球に負けない力をつけたい」

 奇しくも、21日は新人選手を対象にウエートトレーニングに関する講義が開かれた。講師役は糸井にサプリメントの摂取方法などを指導し、ボディーメークを手掛ける「桑原塾」塾長の桑原弘樹氏。プロレスラーの武藤敬司ら100人以上のアスリートのコンディショニングを手助けし、プロテインの使用法などを知り尽くした「筋肉の達人」だ。

 同氏からは強制でなく、自主的に取り組むウエートトレーニングの重要性を説かれ「自主的にやらないと効果的じゃないと。(プロテイン摂取の)時間やタイミングも聞いた」と有意義な勉強会を振り返った。「本当に意識してやったことがない」と高校時代はウエートトレを全くと言っていいほどしておらず、伸びしろは無限にある。入寮時から1キロ増えた体重は75キロで当面の目標は80キロ。座学で得た知識を実践し、筋肉の鎧を作っていく。

 「1年目は体作りをメインに。(筋力アップの効果は)飛ばす力だったり、すべてではないですけど…。全然非力なので(筋肉を)付けていきたいなと」

 糸井のように「超人」と呼ばれる日を夢見て、プロ仕様に肉体改造していく。(遠藤 礼)

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2019年1月23日のニュース