阪神 木浪 母校青森山田の快挙を喜ぶ「ニュースで見てすごいなと」

[ 2019年1月16日 05:30 ]

ステップハードルを飛び越えながらダッシュする木浪(撮影・後藤 正志)
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 阪神のドラフト3位・木浪は母校の快挙を喜んだ。青森山田が14日の全国高校サッカー選手権で優勝。自身も大いに刺激を受けた。

 「すごくうれしい。ニュースで見てすごいなと思いました。高校の頃は(サッカー部員と)教室も隣で仲が良かった。FC東京の室屋とか同期で結構話したりはしていました」

 当時から親交があったサッカー部との思い出を振り返りながら、自らの心も奮い立った。15日の新人合同自主トレには、臨時コーチとして元陸上選手で200メートルハードルのアジア記録を樹立した秋本真吾氏(36)が参加。走りのスペシャリストから指導を受け、今後につながる新たな指針を手に入れた。

 「前傾になりすぎたり、無駄な動きというのが多かったなと。自信がほしいなと思っていたので。キャンプで“やっておけばよかった”とならないように、今から準備していきたい」

 前日14日には正しい走り方についての座学を受け、映像からも学びを深めた。同氏から指導を受けていた鳥谷や高山の変化を見て、「教わって良くなっていくと感じた」と関心を抱いていたという。「強化するにはどういうトレーニングがありますか」などの質問を用意して、この日の実技指導に臨んでいた。

 秋本氏も「日誌に座学のことを書いていたみたいで。走りに対する意欲はすごく高かった。頻繁にどうだったかという(確認があったので)感覚の整理が上手だと思った」と感心した。セールスポイントである守備だけではない。走塁にも貪欲に取り組み、開幕1軍をたぐり寄せる。(長谷川 凡記)

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2019年1月16日のニュース