日本ハムドラ4万波 飛ばす!記念碑建立弾 グリフィーに続く鎌ケ谷160メートル弾

[ 2019年1月9日 05:30 ]

ティー打撃をする万波(撮影・西尾 大助)
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 日本ハムのドラフト4位・万波中正外野手(18=横浜)が8日、2軍施設の鎌ケ谷球場で場外弾を放って記念碑建立へ意欲をのぞかせた。

 鎌ケ谷球場の右翼場外には、開場初年度の97年11月にケン・グリフィー(元マリナーズ)が少年野球教室で160メートルの場外弾を放った着弾点に記念碑がある。本塁打王4度のメジャー通算630発の左の大砲に憧れる万波は「あそこまで飛ばしたんですか。凄い」と感嘆。コンゴ出身の父を持ち、横浜1年時には横浜スタジアム中堅の大型ビジョンを直撃する135メートル弾を放った伝説を持つ高校通算40本塁打を誇る大砲は「パワーは他の人とは違う部分。大きい当たりを打ちたい」と話した。

 左翼場外には10年3月にプロ3年目の中田翔がプロ初場外弾を放った140メートル地点に記念プレートもあり、球団関係者も「場外弾を打てば検討します」と期待した。万波は7日は午後11時半まで計5時間、打撃練習を行い、この日も室内練習場で2時間のマシン打撃を行うなど精力的。ドラフト1位の吉田輝(金足農)に注目が集まる中で、存在感を示している。

 9日から新人合同自主トレが開始。球団は「注目の選手が多いので」と2286人収容の鎌ケ谷球場内野席の無料開放を決定した。万波もファンや、首脳陣を魅了するパワーを披露する。 (東尾 洋樹)

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2019年1月9日のニュース