FA移籍の丸はAランク 広島は人的補償で長野を獲得、さらに1億500万円の金銭補償がプラス

[ 2019年1月7日 15:54 ]

丸と長野、19年度はこのユニホームが逆に…
Photo By スポニチ

 巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、長野久義外野手(34)が広島に移籍することが両球団から発表された。

 FAによる補償は、野球協約のフリーエージェント規約に定められている。丸の昨季年俸2億1000万円(推定)は球団内で上位1〜3位(外国人選手を除く)のAランクとみられ、移籍元の広島は獲得球団である巨人に対して、人的補償か金銭補償のいずれかを求めることが可能だった。

 フリーエージェント規約の第10条(3)により、広島は人的補償としてプロテクト名簿から外れた1人を獲得でき、長野を指名した。さらに丸の昨季年俸額の50%である1億500万円の金銭補償がプラスされる。

 また、第10条(7)には「旧球団から指名された獲得球団の選手は、その指名による移籍を拒否することはできない。拒否した場合、同選手は資格停止選手となる」と記されており、人的補償の選手は移籍を拒否できず、拒否した場合は資格停止となる。

続きを表示

2019年1月7日のニュース