西武・辻監督 故郷佐賀で野球教室 山田は1軍定着の誓い「今年こそは」

[ 2019年1月6日 17:10 ]

地元の佐賀県で後援会主催の野球教室を行った辻監督
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 西武の辻発彦監督(60)が6日、出身地である佐賀県のみどりの森県営球場(佐賀市)で後援会主催の野球教室を開いた。午前中に県内の小学生316人、午後は同中学生150人を指導した。

 野球教室には佐賀県出身者や、同地で自主トレを行うなど、縁のある球界関係者が多数出席して協力。西武の馬場敏史作戦兼守備・走塁コーチ、オリックスの風岡尚幸ヘッドコーチ、中日の奈良原浩内野守備走塁コーチ、選手では西武の山田遥楓内野手、日本ハムの谷口雄也外野手と高浜祐仁内野手、阪神の山崎憲晴内野手らが参加して声を張り上げた。

 「賛同してくれたメンバーがいまだに来てくれるのでありがたいですね。佐賀が盛り上がらないとダメでしょう」と笑顔の辻監督。指導後には各コーチ役が際だった2人を選出してサインボールとサイン色紙をそれぞれプレゼントした。

 西武の高卒5年目内野手の山田は佐賀市出身で、小学校時代からこの野球教室に参加していたという。「辻監督からも教わったと思います。実家には監督のサイン色紙があります」と指揮官との縁はその頃から。

 昨季は1軍デビューを果たし、9月19日の日本ハム戦でプロ初安打初本塁打を放った。ただ14試合で安打はその1本で、打率・059とブレークとはならなかった。「監督からは“去年あんだけ使ったのに!”とはよく言われます。自分も悔しい思いをした。今年こそはという思いは人一倍強いです」。慣れ親しんだ地で、1軍定着へ気持ちを新たにしていた。

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