大阪桐蔭魂だ!広島ドラ6正随“中田先輩”のようになる

[ 2019年1月2日 14:26 ]

正随は高校の先輩・中田を目指す
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 広島ドラフト6位の正随優弥(22=亜大)は、“大阪桐蔭魂”でプロの世界に挑む。目標と公言するのは、日本ハムの中田翔。「スラッガーという意味でとても活躍されているし、自分もそういう選手になりたい」。中学時代に所属した広島鯉城シニア、そして大阪桐蔭での7学年上の先輩でもある。右の長距離砲という特徴も重なり、「中学からの先輩でもあるのでよくしていただいてる。これから少しずつ近づきたい」と、偉大な先輩の背中を追いかける。

 広島出身で、高校進学の第1希望は地元の広陵だった。しかし、中学3年のときに藤浪(阪神)、森(西武)擁する大阪桐蔭が、広陵を圧倒した試合を現地観戦。そこから「ここでやりたい」と大阪桐蔭への進学を希望した。高校3年の夏の甲子園では、4番として全国制覇。学生時代から厳しい競争を勝ち抜いて、自分の居場所を確保してきた。「大学に行ったことで、今永さん(DeNA)とかいい投手と対戦できた経験はプラスになった」。大阪桐蔭、亜大と常勝を義務付けられた環境で育った経験を礎に、下克上が始まる。

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2019年1月2日のニュース