巨人・小林「壊れてもいい」原点の母校・広陵で粉骨砕身の誓い

[ 2018年12月30日 05:30 ]

広陵高校野球教室に参加し子供たちにキャッチボールの基本を教える巨人・小林 (撮影・奥 調)
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 巨人・小林が、広島市の母校・広陵で行われた同校出身のプロ野球選手による野球教室に参加した。炭谷がFAで加わり、阿部も捕手復帰する正念場の30歳シーズンを前に「原点回帰」し「壊れてもいいぐらいの気持ちでいく」と決意した。

 高校時代は三塁ベンチ上に立ち、長いときは2時間も声出し。同校の中井哲之監督が「静かでファイトが足りなかった」と課した練習だった。この冬も母校に帰ってきた07年夏の甲子園準優勝捕手に、恩師は「そういう気持ちを思い出してほしい。勝負の年になる」とエール。小林は「ここは僕の原点。初心に帰って、やってやろうという気持ちになる」と応えた。

 光る機動力で3連覇した広島に最多の盗塁を許したのが巨人。盗塁阻止率3年連続リーグトップの強肩捕手が「日本シリーズを見ても(盗塁阻止が)流れを変えた」と、広島を止める。 (神田 佑)

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