楽天・茂木 1軍キャンプ黄信号 正遊撃筆頭、左肩痛癒えず

[ 2018年12月30日 05:30 ]

楽天の茂木
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 楽天・茂木栄五郎内野手(24)の来春キャンプ1軍スタートに黄信号がともった。今季は左ふくらはぎ打撲のため8月17日に出場選手登録を抹消され、2軍調整中のシーズン終盤に左肩を痛めて離脱していた。しかし公式戦終了後にリハビリを続けても快方に向かわず、2月1日の久米島キャンプ開始に向け平石監督は「最初は1軍に来られないかもしれない」と明かした。

 治療方法などを再検討して早期の復帰を目指していくが、正遊撃手候補の筆頭が出遅れる可能性が出てきたことで、ポジション争いも混とんとしてきた。西武から浅村がFAで加入したことで藤田が遊撃に回り、三好や村林、2年目の西巻、山崎もいるが、いずれも打力では茂木に及ばない。打線強化のため今季打点王の浅村、長距離砲の新外国人ブラッシュを獲得したが、開幕ダッシュを決めた17年の象徴ともいえるリードオフマンが不在となれば大きな痛手となる。

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2018年12月30日のニュース