オリ安達 男気!来季FA権凍結 3年契約「病気あったがお世話に」

[ 2018年12月28日 05:30 ]

オリックスの安達
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 オリックスの安達了一内野手(30)が大阪市内で契約交渉し、2600万円アップの推定年俸9000万円で更改した。

 来季順当に行けば、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たすため、球団からは3年契約の打診があり、「自分は(潰瘍性大腸炎の)病気もあったが、複数年の話を頂いてありがたかった。お世話になったのはオリックスなので、優勝目指して頑張りたい」と受諾し、FA権は凍結。年俸変動制ながらも、出来高契約の獲得分が翌年の年俸に上乗せされる「下がらない」変動制で、球団も誠意を見せた。

 今季は打率・219と打撃に悩む時期もあったが、140試合に出場。正遊撃手としてチームを支え、20盗塁、16犠打など役割を全うした。来季の目標については「打率は最低でも2割8分。盗塁も30はしたい。成績でチームを引っ張れるように頑張りたい」と抱負。今オフは中島、金子、西と主力選手の流出が相次いだが、安達との“残留交渉”は成功となり、森川秀樹球団本部長補佐は「球団としては長くいてほしかったのでよかった」と肩の荷を降ろしていた。

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2018年12月28日のニュース