広島初の米国籍選手、銭村健三氏が死去 愛称「ハワード」

[ 2018年12月16日 05:30 ]

死去した銭村健三氏
Photo By 共同

 広島で初の米国籍選手としてプレーした銭村健三(ぜにむら・けんそう)氏が13日(日本時間14日)、米カリフォルニア州の自宅で死去した。関係者が明らかにした。91歳。カリフォルニア州フレズノ出身。

 1953年に弟の健四(けんし)氏とともに広島に初の米国籍選手として入団した。愛称は「ハワード」。10試合の出場で8打数無安打に終わり、1シーズンで帰国したが、兄弟で機動力野球を広めた。父は広島県出身で「日系人野球の父」と呼ばれた健一郎(けんいちろう)氏。

続きを表示

2018年12月16日のニュース