ヤクルト石山、5200万円増で一気に年俸1億円!「凄く評価してもらえた」 来年の漢字は「一」

[ 2018年12月12日 17:26 ]

ヤクルト石山は倍増以上となる来季年俸1億円で更改。「来年の漢字」に優勝目指して「一」を掲げた
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 ヤクルトの石山泰稚投手(30)が12日、東京都港区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増以上の5200万円増となる来季年俸1億円(推定)で更改した。

 今季は抑え候補だったカラシティーが不調で、5月から代わって石山がクローザーに。71試合に登板し、3勝2敗7ホールド35セーブ、防御率2・08の成績を残した。最多セーブはDeNA・山崎(37セーブ)に譲ったが、次ぐリーグ2位だった。交流戦では10試合連続無失点の防御率0・00で7セーブを挙げ、日本生命賞に選ばれた。

 「シーズンやってきて終わってみて、凄く評価してもらえたんだなとその金額を見て思いました」と石山。金足農、東北福祉大、ヤマハを経て、12年のドラフト1位指名で入団。プロ6年目での大台到達となった。「(大台は)僕の中でも凄いなと思っていて、目指してきた部分ではありますが、続けていかないといけない」と表情を引き締め直した。

 昇給分の使いみちには「家族がいるので、相談します。いつもと変わらない生活をしようと思います」と慎ましく笑顔をみせた。

 この日は今年の漢字が「災」と発表された。来年の漢字をとリクエストされ、「一」と書き込んだ。「金額じゃないですよ」と前置きし、目標にはチームの優勝(1位)を掲げた。

 「タイトルや数字は終わって、ついていたらいい。チームが勝てばいいと思っているので。優勝、日本一になることが一番」とチームの勝利へ試合を締め続けることを誓った。

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2018年12月12日のニュース