日本ハム高梨、ヤクルト秋吉ら2対2トレード成立 思惑一致

[ 2018年12月12日 05:30 ]

トレードが決まった(上段左から)ヤクルト秋吉亮投手、谷内亮太内野手(下段左から)高梨裕稔投手、太田賢吾内野手
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 ヤクルトの秋吉亮投手(29)、谷内亮太内野手(27)と日本ハムの高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)との2対2のトレードが11日、両球団から発表された。救援陣を強化したい日本ハムと先発が補強ポイントだったヤクルトの思惑が一致した。

 秋吉は今季こそ35試合の登板ながら1年目の14年から3年連続60試合以上に登板。変則サイド右腕は球団を通じ「5年という短い間でしたが、ファンの声援があったので頑張れた。新天地でも結果を出せるように頑張ります」とコメントした。

 大卒3年目の16年に10勝をマークしてリーグ優勝に貢献し、新人王にも輝いた高梨は、千葉・鎌ケ谷の日本ハム2軍施設で自主トレを実施。晴れやかな表情で「前向きに捉えている。日本シリーズで(日本ハムと)戦いたいです」と語った。

 谷内、太田は、年齢的にもまだまだ伸びしろがある内野手。ともに複数ポジションを守れるだけに、新天地での活躍が期待される。

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2018年12月12日のニュース