【6日の主な契約更改】巨人・山口は現状維持 楽天・高梨&島内が大幅アップ

[ 2018年12月6日 20:46 ]

来季からの背番号「11」を指で表し、笑顔を見せる山口(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 プロ野球のオリックス、楽天、巨人、中日、阪神で6日、契約更改が行われた。

 FA移籍2年目のシーズンを終えた巨人・山口俊投手(31)は、現状維持の年俸2億3000万円で新たに2年契約。今季は7月にノーヒットノーランを達成したが、終盤に守護神に配置転換し、9勝9敗、1セーブ、防御率3・86。来季の起用法について原監督は「先発で」と明言しており、背番号もDeNA時代に背負った「11」に変更する。「(原監督の)ご厚意といいますか、期待も込められていると思っています」と気を引き締めた。

 楽天は高梨雄平投手(26)が2500万円増の5500万円でサイン。今季は中継ぎとして球団最多70試合に登板し、1勝4敗、防御率2・44。「意見を言い合える時間を持たせてもらった」と納得の上で判を押したことを明かした。

 同じく楽天の島内宏明外野手(28)も2300万円増の7800万円で更改した。今季は2年連続の規定打席到達でチームトップの打率・292を記録。「ケガはしたが、それ以上に評価はしてもらえた」と大幅昇給に感謝した。

 阪神はFA移籍3年目の左腕・高橋聡文投手(35)が1500万円減の5500万円でサイン。「なかなか自分の思っている球が投げられなかった」と15試合の登板に終わった今季を振り返り、「阪神に来てから優勝していない。まずは優勝したいのが1番。自分がその力にちょっとでも加われたらなと思う」と巻き返しを誓った。(金額は推定)

【オリックス】

山田修義投手1500万円(+780万円)

若月健矢捕手4000万円(+2000万円)

【楽天】

高梨雄平投手5500万円(+2500万円)

島内宏明外野手7800万円(+2300万円)

【巨人】

 山口俊投手23000万円(±0)

【中日】

 京田陽太内野手4500万円(+500万円)

【阪神】

 岡本洋介投手2500万円(+200万円)

 岩崎優投手5000万円(+500万円)

 岩田稔投手3800万円(−1200万円)

 高橋聡文投手5500万円(−1500万円)

 岩貞祐太投手3800万円(+300万円)

続きを表示

2018年12月6日のニュース