ヤクルト・藤井 300万円減「来季はスーパーサブ的に」背番号「0」に変更

[ 2018年12月4日 12:26 ]

ヤクルトの藤井亮太内野手
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 ヤクルトの藤井亮太内野手(30)が4日、港区内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、300万円減の来季年俸1300万円(推定)で更改した。

 今季は開幕直後の右脇腹痛で出遅れ、38試合の出場にとどまった。51打数14安打の打率・275、0本塁打、4打点。昨年は主に三塁で97試合に出場し75安打していたが、数字を激減させていた。

 「ケガで1軍にあまりいられなかった。1軍で試合に出られず、悔しいシーズンでした」と藤井は振り返った。

 昨季までは捕手登録で、内外野守ることができるのが魅力の一つ。「球団とは来季はスーパーサブ的にどこでも守れるように、という話をした。どこでも守れて便利屋の方が、1軍に長くいられると思う」とあらためてユーティリティー性を磨いていく。秋季キャンプでは一塁も守り、今後もブルペンで捕手役を務めるなど第3捕手としての準備も整える。

 来季からは背番号が「51」から「0」に変更される。「打診され、一桁なので即決しました。気持ちを入れ替えて、ゼロから頑張りたい。チームに貢献して、1年間1軍にいられればと思う」と巻き返しを誓った。

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