ラミ監督 筒香メジャー挑戦に理解「夢を持つことは誰にも止められない」

[ 2018年12月4日 05:30 ]

チャリティーゴルフを主催したDeNA・ラミレス監督
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 DeNAのラミレス監督が、将来的なメジャー挑戦の意思を表明した筒香の夢に理解を示した。

 この日、神奈川県内で自らが主催したダウン症の子供たちの支援を目的としたチャリティーゴルフコンペに参加。「筒香ぐらいの選手であれば驚きはない。球団がどういう判断をするか分からないが、夢を持つことは誰にも止められない」と話した。

 筒香が「納得できないシーズンだった」と振り返る今季は、打率・295、38本塁打、89打点という成績だった。だが、メジャー2球団でプレーした経験のある指揮官は「向こうでも30本塁打、100打点、打率も2割9分から3割を打てる力がある。100四球ぐらいは選べる」と断言。日本選手では、04年に松井秀喜(ヤンキース)が打率・298、31本塁打、108打点したが、それを超える日本選手初の「3割、30本、100打点」へ太鼓判を押した。

 ただ、筒香本人が「まず来年はベイスターズで優勝する」と話しているように、指揮官も来季は主砲としてチームの勝利に貢献することを求めている。「松井(秀喜)も50本塁打を打って巨人を優勝させてメジャーに行った。筒香もそうなればみんながハッピーになる」。後悔しない圧倒的な成績を残して、自身の夢をかなえてほしい。「ハマの4番」も同じ道を歩んでほしいというのが、ラミレス監督の願いだ。 (重光 晋太郎)

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2018年12月4日のニュース