オリ自由契約の金子 心境吐露「今の段階では何も言えない。連絡待つ」

[ 2018年12月3日 05:30 ]

オリックスから自由契約となった金子
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 正式にオリックスから自由契約選手として公示された金子は大阪舞洲のオリックス施設で自主トレに努めた後、複雑な心境を明かした。

 今後の交渉における希望条件について「言ってられる立場ではないので…」と吐露。通算120勝のうち先発118勝の実績があっても「西村監督にも伝えていますが、先発にこだわりはない…ということを分かっていただけたら」と強調した。

 日本ハムなどが興味を示す一方、以前からメジャー志望も持つ。国内外の選択については「話せないこともあります。今の段階では何も言えない。連絡を待ちます」と話すにとどめた。練習施設を提供されたオリックスには「本当にありがたかった。関西で他に練習できるところはないので」と感謝しつつ、再契約へ向けた交渉予定を「今のところないです」と明言した。

 14年目の今季は17試合で4勝7敗、防御率3・87と振るわず、大型契約を結んだ4年間は30勝30敗。特に首から背中にかけて強い張りを訴えて登録を外れた8月14日以降は2軍戦にも登板しないまま終えた。いまは回復し、「球質も感覚もシーズン中に故障した時よりも全然いい」と体調面に不安はない。14年沢村賞右腕が再起を期す場所はどこか。注目が集まる。

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2018年12月3日のニュース