「40発打て」西武・森に落合氏オレ流指令 ダメ出しに冷や汗

[ 2018年12月1日 05:30 ]

トークショーで落合氏(右)に促され40本塁打を目標に掲げた西武・森(左)。中央は広島・下水流(撮影・三島 英忠)
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 「スカパー!サヨナラ賞」年間大賞の表彰式が30日、都内で開催され、パ・リーグからは西武・森友哉捕手(23)が受賞。表彰式で、ゲストの元中日監督の落合博満氏(64)から来季40本塁打のノルマを課された。

 チームが8点差を逆転した4月18日の日本ハム戦で放った逆転の2点二塁打が、パで今季最も劇的なサヨナラ打に選ばれ、森は「あの試合がリーグ優勝につながった」と笑みを浮かべた。ところが、捕手で出場した8月26日のソフトバンク戦延長12回にグラシアルのサヨナラ満塁本塁打を浴びた映像が流されると、落合氏から「何で(高めの)つり球にいったの?いくなら内角」と厳しい指摘。さらに「来年は扇の要でフル出場するから、40本打つでしょ」と、捕手としては野村克也(南海)、田淵幸一(阪神)、そして10年の阿部(巨人)以来となる40発超えを厳命された。

 炭谷の巨人移籍で攻守の軸となる森は、落合氏に「言わなきゃ打てないよ」と有言実行を求められ「打ちます。40本」と冷や汗交じりで宣言した。 (君島 圭介)

 ▼広島・下水流(セ・リーグ受賞。7月20日の巨人戦で延長10回2死一塁から右翼ポール際にサヨナラ2ラン)西日本豪雨災害があった後の最初の試合。諦めずに最後まで戦った結果、たまたま僕が決めることができてうれしかった。

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