日本ハム・西川、母校で特別講師 後輩児童に約束「活躍を和歌山に届けられれば」

[ 2018年12月1日 08:00 ]

母校である和歌山県紀の川市内の西貴志小学校の児童と交流した日本ハム・西川
Photo By スポニチ

 食とスポーツを手掛けるニッポンハムグループは30日、出前授業「食とスポーツ教室」を和歌山県紀の川市の西貴志小学校で開催。同校出身で同グループの「食とスポーツ応援アンバサダー」も務めている西川遥輝外野手(26)が特別講師として参加した。

 「大先輩」のサプライズでの登場に児童が沸く。今季は44盗塁で2年連続3度目のタイトルも獲得した西川は後輩たちに体を動かすことの楽しさを伝え「卒業後に母校を訪問するのは初めて。とても楽しかったです」と笑顔で話した。同グループ中央研究所の八巻法子管理栄養士による食育の授業では児童と一緒に真剣な表情で聞き入るなど、母校で有意義な時間を過ごした。

 西川は「自分は食が大事と気づくのは遅かった」と言う。アスリートは日々の食事がパフォーマンスに直結する。特にリードオフマンとして出塁と盗塁の量産を義務づけられ、守備もセンターラインである中堅を守っているだけに、シーズン中はコンディションの維持が重要だ。近年は管理栄養士からアドバイスをもらいながら栄養バランスが取れた食事を摂り、試合後の体のケアも入念に行うことで活躍を続けている。

 14年前、同校の卒業文集の「将来の夢」の欄に「プロ野球選手になる!」と書いた西川は「活躍を和歌山に届けられればと思っています」と児童や関係者らに約束した。北海道が誇る「スピードスター」は、子どもたちの「夢」であり続ける。

続きを表示

2018年12月1日のニュース