広島・床田4日連続ブルペンで復活アピール 手術の左肘「全然大丈夫」

[ 2018年11月20日 08:33 ]

ブルペン投球する床田
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 堂々と先発争いに名乗りをあげられるのも復活への自信の表れと言える。日南秋季キャンプに参加する広島・床田は19日、4日連続のブルペン入りで36球を投げた。手術した左肘の回復具合をアピールし、「投げた次の日は痛むこともあるけど、それはなじむまでに時間がかかると言われているし、全然大丈夫です」と笑みがこぼれた。

 1年目の昨季は開幕ローテーションに入りながら左肘の違和感を発症して7月にトミー・ジョン手術を受けた。実戦復帰は今年8月8日の2軍戦。10月のみやざきフェニックス・リーグでは中6日で3度先発して球数は3度とも100球前後をクリアした。今キャンプの投げ込みにも耐え続けており、「まずはケガをしないことが目標だった。春のキャンプを1軍から始められるように。左も少ないし、先発ローテに入りたい」と言い切るまでの自信を手にした。手術後にトレーニングが下半身のみに限定されたことも功を奏し、「手術前よりも球が強くなったと思う。ノビが出てきている」と進化すら感じている。

 現状先発陣は5、6番手が不在とあって佐々岡投手コーチは「四球で崩れるような投手ではないし、先発でどこまでできるかという期待感がある」と先発枠入りへの期待をかける。18日のシート打撃では打者4人に安打性1本と結果は上々で、春季キャンプも1軍スタートの可能性が高い。20日に秋季キャンプは打ち上げ。首脳陣に好印象を残して、秋の日南を去ることができそうだ。(河合 洋介)

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2018年11月20日のニュース