ヤクルトドラ1清水 右のエース系譜背番号17 松岡、川崎、川島に続く

[ 2018年11月19日 05:30 ]

日本青年館ホテルのレストラン「EAST WIND」で神宮球場をバックに活躍を誓う国学院大・清水 (撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 「右のエース」の系譜を継ぐ。ヤクルトからドラフト1位指名された国学院大・清水昇投手(22)が18日、神宮球場向かいの日本青年館ホテルにあるレストラン「EAST WIND」で入団交渉に臨み、契約金9000万円、年俸1400万円で仮契約した。提示された背番号は「17」。最速151キロ腕の表情が引き締まった。

 「歴代、凄い方がつけているイメージ。背番号負けしないように。“ヤクルトの17番は清水”と覚えていただけるように頑張っていきたい」

 ヤクルトで「17」といえば、チーム一筋18年で通算191勝の松岡弘、「巨人キラー」として名をはせた川崎憲次郎、1年目の04年に10勝を挙げ新人王に輝いた川島亮らが背負った番号だ。橿渕聡スカウトグループデスクの「右のエース投手としての期待を込めて選びました」という言葉に、右腕は「凄くうれしい。期待に応えないといけないというプレッシャーを、いい方向に変えていければ」と自覚十分に応えた。

 対戦したい打者には、同じ96年生まれで侍ジャパンの4番も務めた巨人・岡本を指名した。自身は帝京時代は甲子園に届かず「僕は無名だったが、岡本君は同年代のスター。雲の上の存在だった人とやっと同じ舞台に立てた。同学年は意識するし負けたくない」。仕事場を一望しながらプロの舞台での誓いを立てた。 (町田 利衣)

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月19日のニュース