中島 オリックス退団…大幅減俸提示を拒否 代理人を通して連絡

[ 2018年11月2日 16:07 ]

オリックスの中島
Photo By スポニチ

 中島宏之内野手(36)がオリックスを退団することが決まった。

 長村裕之球団本部長によると、来季の条件として今季年俸3億5千万円から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える金額を提示したが、この日、中島の代理人を通して断りの連絡が入ったという。長村球団本部長は「来季もうちで戦力として頑張ってもらいたかった。残念だが仕方ない。再契約はない」と話した。

 昨季、3年契約が終了。今年は契約延長オプションを行使して現状維持の年俸3億5000万円で単年契約を交わしていた。10月中旬から代理人が球団と契約交渉を続けたが、来年37歳を迎えるなど年齢的なことも含め、減額を提示され、中島側が求める条件面で折り合いが付かなかった模様だ。

 中島は兵庫・伊丹北高からプロ入りした西武で最多安打のタイトルを獲得するなど活躍。米球界を経てオリックスで4シーズン目だった今季は77試合に出場し打率・289、5本塁打、34打点。6月に左太腿の肉離れで一時離脱したが、8月に1軍復帰。9月1日の西武戦(京セラ)で逆転サヨナラ3ランを放つなど勝負強さを発揮し勝利に貢献していた。(金額は推定)

続きを表示

2018年11月2日のニュース