巨人・菅野CS史上初のノーノーに「達成感」由伸監督と「一日でも長く」

[ 2018年10月14日 21:06 ]

セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦   巨人4―0ヤクルト ( 2018年10月14日    神宮 )

<セCS1stヤ・巨2>ノーヒットノーランを達成し、小林と抱き合う先発・菅野(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 巨人の菅野智之投手(29)がクライマックスシリーズ(CS)史上初のノーヒットノーラン(無安打無得点試合)を達成。勝てばファイナルステージ進出が決まる大一番で偉業を成し遂げた。

 CS史上初の快挙に「達成感がすごくある」と心境を語った右腕。記録は「6回くらいから意識していた」と明かし、「(捕手の)小林は今年2回目なので、意識してくれていると思った」と山口俊がノーヒットノーランを達成した7月27日の中日戦に続く好リードを見せた女房役に感謝した。

 9回113球を投げ、7奪三振で無失点。許した走者は7回2死から山田哲に与えた四球のみという圧巻の内容だった。「途中から(完全試合を)狙っていたので、四球はもったいなかった。でも、満足しています」と頬がゆるんだ。

 2連勝で17日からのファイナルステージ進出が決定。菅野はチームを「挑戦者」と位置づけ、「高橋監督と一日でも長くやりたい。最後までフル回転で頑張る」と広島戦への決意を語った。

 高橋監督も「何と言っていいか、言葉が出ない。文句のつけようがない結果を残し続けている」と称賛。広島戦へ向け「僕らはチャレンジャー。この2試合と同じように戦いたい」と語っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月14日のニュース