金足農・吉田輝星、プロ入り決断 八戸学院大に断り 5日にも志望届

[ 2018年10月5日 01:07 ]

プロ入りを決断したことが分かった金足農・吉田
Photo By スポニチ

 今夏の甲子園で準優勝した金足農の吉田輝星投手(3年)がプロ入りを決断したことが4日、分かった。吉田は両親、金足農の中泉一豊監督(46)との3者会談を行い、方針を決めた。この日までに進学先に予定していた八戸学院大に断りの連絡も入れた。11日がプロ志望届の提出期限となるが、早ければ、5日にもプロ志望届を提出する。

 吉田がプロ入りの意思を固めたことにより、各球団のドラフト指名戦略にも影響を与える。吉田本人も好きな球団に挙げる巨人、高卒ながら即戦力としても最上位に挙げるDeNAの評価は高い。東北に本拠を置く楽天も含め、25日のドラフト会議では、複数球団が1位指名に乗り出すことになる。最速152キロを誇る右腕。甲子園を沸かせたスター候補のプロ入り決断で、25日に行われるドラフト会議では最大の注目を集めることになる。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日生まれ、秋田市出身の17歳。小3時に天王ヴィクトリーズで野球を始め、5年から投手一筋。天王中では県ベスト4。金足農では1年秋からエース。今春は県大会を制し、夏の甲子園では準優勝。9月のU18アジア選手権で高校日本代表入りした。1メートル76、81キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2018年10月4日のニュース