由規、涙のヤクルト退団 ポスト打診も現役続行決意「ボロボロになるまで」

[ 2018年10月3日 05:30 ]

ヤクルト退団が決まり、目に涙を浮かべながら取材に応じる由規(撮影・細川 真里)
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 ヤクルトの由規投手(28)が今季限りでの退団が2日、決まった。都内の球団事務所で戦力外通告を受け「まだまだ自分の可能性に懸けたい。ボロボロになるまで野球を続けたい。球団には感謝しかない」と目に涙を浮かべ、現役続行への決意を示した。衣笠剛球団社長は球団でのポストやセレモニーも打診したことを明かし「苦渋の決断。本人の決意を尊重した」と話した。

 由規は仙台育英から07年高校生ドラフト1巡目で入団。10年に当時の日本投手最速の161キロを記録したが、13年に右肩の手術を受けた。16年は育成選手として契約したが再び支配下登録を勝ち取った。11年目の今季は夏場以降、右肩の状態が上がらなかった。今後はNPB以外でのプレーも視野に入れて、トレーニングを続ける。 (細川 真里)

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2018年10月3日のニュース