ロッテ安田、初V撃&4打点!井口監督「こういうのを待っていた」

[ 2018年9月25日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ8―2オリックス ( 2018年9月24日    京セラD )

6回表2死、勝ち越しの適時二塁打を放つ安田(撮影・後藤 正志)
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 ロッテのドラフト1位・安田が2安打4打点と地元の大阪で爆発した。1―1の6回2死一、三塁。西の140キロを捉え勝ち越しの右翼フェンス直撃二塁打を放つと、8回には押し出し四球、9回にはダメ押しの右中間2点二塁打。初長打&初V打で勝利に貢献した。「直球に負けないように無駄のないスイングを心がけてきた。しっかり振れました」

 初昇格した8月10日のオリックス戦から8試合は打率・050。「トップの位置からバットを引いていた」と自己分析し、2軍では、一度引く動作を消したシンプルな打撃フォームをつくり上げて再昇格。シーズン最終盤でようやく結果も出てきた。高卒新人の1試合4打点は、ドラフト制以降では5人目だ。

 井口監督は「こういうのを待っていた」とにやり。「6番・三塁」と初の守備にも就いた19歳は初体験だったヒーローインタビューにも「少し早口でしたかね?」と冷静に自己分析していた。 (福浦 健太郎)

 《高卒新人5人目》安田(ロ)が4打点。高卒新人の1試合4打点以上は67年江夏(神)、80年香川(南海)、86年清原(西)、06年炭谷(西)に次ぎドラフト制後5人目。チームでは毎日時代の56年9月30日の高橋戦で須藤が4打点して以来62年ぶりだ。

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2018年9月25日のニュース