元阪神マートン氏が来日 苦戦続く古巣へエール「忍耐力が必要」

[ 2018年9月18日 08:33 ]

トークショーを行ったマートン氏(撮影・後藤 大輝)  
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 2010年から15年までの6年間、阪神で活躍したマット・マートン氏(36=現カブス競技運営部補佐)が17日、逆転でのクライマックス・シリーズ進出に向けて苦戦を強いられている古巣にエールを送った。

 「(残り試合が少なくなり焦りなどで)自分が自分が、となるが、目の前の1打席、1球にベストを尽くすことが大事。苦難を乗り越えるには忍耐力が必要だ」

 6月18日に発生した大阪北部地震や今月4日の台風21号などで甚大な被害を受けた大阪府や兵庫県の被災者のために「少しでも力になれれば」と支援活動を目的に来日。台風による高潮で2メートル50を超える床下浸水被害にあった西宮市内の「西宮アガペー教会」を訪れて励ました。

 前日16日は試合観戦はできなかったが、関東遠征中の阪神ナインらと会食。カブス時代も同僚だった福留とも言葉を交わした。「僕が日本でプレーした理由の一つは福留さんとカブスで出会ったこと。表情や状態は良いんじゃない。(年齢より)若く見えたよ」とチームリーダーの底力にも期待を寄せた。

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