早大野球部 来春から新監督に小宮山悟氏 秋季リーグ開幕前に異例の発表

[ 2018年9月5日 18:54 ]

小宮山悟氏
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 早大は5日、野球部新監督に同大OBで元ロッテ、大リーグ・メッツで投手として活躍した小宮山悟氏(52)が来年1月1日付で就任すると発表した。来春から指揮する。秋季リーグ戦開幕を3日後に控える中、異例の次期監督発表となった。小宮山氏は6日に記者会見を行う。

 現在指揮を執る高橋広監督(63)は15年に就任。今年は任期最終年で、早大は高橋氏の後任の人選に着手していた。高橋氏は8日に開幕する秋季リーグを最後に退任する。早大は15年に春秋連覇を果たしたが、そこから5季優勝から遠ざかっている。

 1901年(明治34)創部の同大史上、プロ野球経験者が監督を務めるのは47年秋から57年の森茂雄監督以来となる。

  ◆小宮山 悟(こみやま・さとる)1965年(昭40)9月15日、千葉県生まれの52歳。芝浦工大柏から二浪を経て早大に入学。大学ではリーグ戦通算20勝10敗。89年ドラフト1位でロッテ入団。99年オフに横浜移籍。02年は大リーグのメッツでプレーし、1年間の浪人を経て、04年ロッテに復帰、09年に引退した。プロ野球通算455試合に登板し117勝141敗4セーブ、防御率3・71。メジャーでは25試合に登板し0勝3敗、防御率5・71。引退後は野球評論家を務めるほか、2011年から14年まで早大野球部コーチを務める。また、14年から18年3月までJリーグ理事(非常勤)に就任するなど各界で活躍した。

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2018年9月5日のニュース