西武・秋山“新鉄人”襲名!愛甲に並ぶ535試合連続フルイニング出場へ

[ 2018年7月20日 10:20 ]

西武・秋山
Photo By スポニチ

 鉄人がパ・リーグ記録を塗り替える。西武・秋山が20日の楽天戦でフルイニング出場すれば、535試合連続フルイニング出場となり、元ロッテ・愛甲の持つリーグ記録に並ぶ。記録更新が目前に迫り「ある程度、チームの邪魔にならない程度の数字であり、レベルにないといけない。そういう準備をしてこられたのはよかった」と話した。

 ソフトバンク3連戦を終え、福岡空港から帰京。秋山は積み上げてきた数字を、控えめに振り返った。だがコンディションに加えて、成績も伴わなければ継続は不可能な記録。「いろいろな人にポジション(レギュラー)のチャンスを与えるのも嫌だった。プロとして出続けるという意地みたいなものもある」と、こだわりを口にした。

 「そういう記録に(肩を)並べる。改めて(記録を)見直してもらうのは大切なこと」。フルイニング出場は守備固め、代走なども送られずに、試合終了までベンチには下がれない。隠された努力と記録の重みが再確認される契機となることを願った。

 2位日本ハムとの差が2・5ゲーム。「勝てればいい。頑張れるように、普段通り準備するだけ」。本拠地での記録更新は、勝利の先にある。 (春川 英樹)

続きを表示

2018年7月20日のニュース