巨人 “ヤ倒”二枚看板ローテ 菅野「リーグ戦再開初戦に全力で照準を合わせたい」

[ 2018年6月19日 05:30 ]

キャツチボールする菅野(撮影・久冨木 修)
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 巨人が先発ローテーションを再編することが18日、分かった。リーグ戦が再開する22日からのヤクルト3連戦初戦(東京ドーム)に菅野、2戦目に山口俊を立てる。カード頭に分けてきた「二枚看板」を今季初めて並べ、交流戦勝率1位のヤクルトを叩く。さらに菅野が登板間隔を中5日に詰め、28日広島戦(マツダ)に登板する可能性が出てきた。

 川崎市のジャイアンツ球場。投手練習に参加した菅野が「ヤクルトは打線がいい。注意しなければいけない存在。リーグ戦再開初戦に全力で照準を合わせたい」と警戒した。前回登板した15日のロッテ戦は無四球完封勝利。絶対に取りたい交流戦明けの初戦を、防御率リーグトップ2・08のエースで取り、2戦目の山口俊につなぐ。

 山口俊は今季、全11試合で週初めの火曜日に登板してきた。「裏ローテ」の初戦を任され、チームトップ7勝の菅野に次ぐ5勝を挙げている。菅野はリーグトップ5完投で山口俊は同2位で4完投。2人の「勝ち頭」を並べ、3戦目は交流戦中に1軍昇格した好調の左腕・今村が登板すると見られる。

 さらに菅野は「オールスターまであと4回くらい投げる。広島3連戦があるのでそこで3連勝しないと」と言った。次戦の登板後の状態を見て、26日からの広島3連戦の3戦目に、中5日で登板する可能性が浮上。借金3からの巻き返しへ、巨人がスタートダッシュを図る。

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