中日・藤嶋 開始15分前に先発知らされた プロ初勝利「1球1球必死に投げた」

[ 2018年6月17日 16:19 ]

交流戦   中日11―3西武 ( 2018年6月17日    メットライフD )

<西・中>力投する藤嶋(撮影・吉田 剛)
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 中日・藤嶋健人投手(20)が17日の西武との交流戦(メットライフD)で“スクランブル”でプロ初先発し、6回2失点でプロ初勝利を手にした。

 先発予定だった松坂が背中の痙攣(けいれん)で登板を緊急回避。急きょ、マウンドに上がった2年目の右腕は。初回、いきなり連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、浅村、山川、栗山のクリーンアップを3者連続三振。2回以降も毎回、安打を許したが、失点は4回に森に中越え2ランを浴びた2失点のみ。勢いのある直球と低めに制球された変化球を武器に6回109球を投げ、5三振を奪い9安打2失点の粘投を見せた。

 ヒーローインタビューで藤嶋は、初勝利に「うれしいです」と笑顔。先発は、試合開始の15分前に知らされたといい「1球1球必死に投げて、(投球内容は)覚えていません。しっかり投げられてよかった」と声を弾ませていた。

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