栗山監督 7失点KOの斎藤に「苦しめば苦しむほど生まれるものもある」

[ 2018年6月12日 22:23 ]

交流戦   日本ハム5―10阪神 ( 2018年6月12日    札幌D )

<日・神>5回、投手交代を告げた栗山監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの斎藤佑樹投手(30)が12日、阪神との交流戦(札幌D)で先発登板。4回8安打7失点で今季初黒星を喫した。

 斎藤は4月7日のロッテ戦(東京D)以来今季2度目の登板で、6月6日に誕生日を迎え30歳での初登板。だが、4回に高山に3ラン、中谷に2ランと2本塁打を浴びるなど大量7点を失い、28歳ラスト登板だった昨年5月31日のDeNA戦(札幌D)でプロ通算15勝目を挙げて以来1年ぶりとなる白星をつかむことはできず。13日の2軍降格も決まった。

 栗山監督は試合後「本人も感じるものや思いがあると思う」とし、前回登板のロッテ戦で3回2/3をノーヒットながら8四死球と大荒れだったのに続いて今回も4回で5四球という結果には「何とか抑えたくて丁寧にいった結果だろう」とし、「審判との相性もある」とかばうコメントも。「苦しめば苦しむほど生まれるものもあると信じている」と期待と信頼を寄せた。

 チームはこれで4連敗。「早く止めないと。あした全員で束になってやることをやり尽くす」と話した。

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