松坂「18歳差対決」制す!阪神先発・才木は…あの甲子園春夏連覇98年生まれ

[ 2018年5月20日 18:28 ]

セ・リーグ   中日6―1阪神 ( 2018年5月20日    ナゴヤD )

<神・中>3回、死球で出塁した阪神・才木は中日・松坂の投球を見つめる
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 中日の松坂大輔投手(37)が20日の阪神戦に先発。6回を投げ3安打1失点と力投し今季2勝目を挙げた。阪神先発は高卒2年目の才木浩人。松坂が甲子園春夏連覇した1998年生まれの19歳で「18歳差対決」が実現した。

 立ち上がりから制球力が冴え、4イニングを3者凡退に。6回1死から植田、糸原の連打で1点を失ったが、最小失点で切り抜けた。試合後のヒーローインタビューでは「状態はあまりよくなかったが、最近の投球でカットボールだけは唯一信頼できる球なので、それを軸にして組み立てた」と振り返った。

 プロ初先発の阪神・才木は“平成の怪物”松坂が3球団競合の末に西武入りした1998年11月20日のドラフトから約2週間前の同7日に産声を上げた。

 球界のレジェンドに果敢に挑んだが、初回に3失点、2回にも得点を許し5回118球を投げ12安打5失点。初黒星を喫した19歳右腕は「毎回ランナーを出してピンチを招いてしまい、攻撃にいいリズムを持ってこられるような投球をすることができませんでした」とコメント。結果はほろ苦いが貴重な経験を積んだ先発デビュー戦となった。

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