明大・渡辺佳けん引15得点 横浜高元監督の祖父・元智氏も手放し

[ 2018年4月30日 05:30 ]

東京六大学野球第3週第2日   明大15―3早大 ( 2018年4月29日    神宮 )

<明大・早大>2回2死一塁、右中間へ適時二塁打を放つ明大・渡辺佳
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 2回戦2試合が行われ、明大は渡辺佳明内野手(4年)が2本の二塁打を放つなど、打線が21安打15点の猛攻で早大に雪辱し、新人の磯村峻平投手がリーグ戦初勝利を挙げた。慶大は法大を振り切り4連勝。立大と並び勝ち点2で首位に立った。

 打線爆発の中心にいるのが3番を任されている渡辺佳だ。初回、四球を選び3得点につなげると、2点差に迫られた2回2死一塁から右越え適時二塁打。7回にも左中間に二塁打を放ち4試合で打率・471と好調をキープしている。

 プロを目指す男にとって勝負の春。「オフの間、自分が納得するまでバットを振り込んできた。その成果が出ている」と打球の伸びが1ランクアップした。この日は横浜元監督の祖父・元智氏(73)ら家族に加え、最強コンビを組んだ小倉清一郎元部長(73)も観戦。「守備も目立っている。打撃もパワーがついた」と手放し。元智氏も「今日は言うことなしです」と最高の笑顔で孫を出迎えていた。

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2018年4月30日のニュース