立正大、今季初白星 ドラフト候補・小郷が猛打賞「食らいついていこうと」

[ 2018年4月26日 15:05 ]

東都大学野球春季リーグ戦第3週第2日 2回戦   立正大6―5亜大 ( 2018年4月26日    神宮 )

 東都1部リーグで唯一白星のなかった立正大が4戦目で今季1勝を挙げた。

 この日は1番を打つドラフト候補の小郷裕哉(4年、関西)を初めて3番に置く打線を組んだ。「中軸を厚めにしたかった」(坂田精二郎監督)の意図通り、初回に小郷が右中間へ先制の適時二塁打。その後も2安打を放ち、今季初の猛打賞をマークした。

 「最上級生になって責任を背負っていた。昨年がどれだけ気楽に打席に立てたか痛感しました。1回戦に負け、選手で話し合ってバットを短く持って食らいついていこうと。あまり責任背負ってガチガチにならず、野球を楽しもうと思って切り替えました」

 小郷のバットに呼応するように、4番から5番に降格した主将の伊藤裕季也(同、日大三)が3安打。坂田監督の「1勝するのに時間がかかったが、これで自信をつけてくれるでしょう」とやっと笑顔が戻った。

 1回戦で5失点したエース釘宮光希(同、日大三)が救援して6イニングを1失点。役者が働き始めた立正大が一気に連勝を狙う。

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2018年4月26日のニュース