中大投手陣が踏ん張り3回戦へ 喜多川 04年秋以来Vへ連投覚悟

[ 2018年4月19日 17:43 ]

東都大学野球春季リーグ戦第2週第2日 2回戦   中大2―1亜大 ( 2018年4月19日    神宮 )

東都・中大―亜大・1点のリードを守り抜き、ガッツポーズする中大の救援・喜多川
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 1回戦で12失点した中大投手陣が踏ん張って、亜大を1点に抑え3回戦に持ち込んだ。

 2年生左腕・畠中優大(樟南)が5回をソロ本塁打の1点に抑えると、6回からは4年の喜多川省吾(前橋育英)が力投。4イニングを1安打無失点に封じ接戦をものにした。

 最上級生となった喜多川は「先発が2年生だし、あいつ(畠中)の勝ち星をフイにできない。任せとけというつもりで、打者に向かう投球ができました」

 球速は130キロ後半でもキレとコントロールで勝負。「打つなら打ってみろというくらいの気持ちで投げた」とマウンドから気迫が伝わってくる力投だった。清水達也監督も「接戦に持ち込まないとウチの野球にならない。守りのミスもあって初戦は大敗したが、こういう試合を通して自信をつけてほしい」と“守り勝ち”を強調した。

 「きょうは久しぶりに肩というか肩甲骨が張りました。連投?もちろんあすも投げるつもりです。とにかく優勝したいしスタンドにはOBの方もたくさん応援に来られている。その方たちのためにも勝っていきたいんです」04年秋以来遠ざかる優勝。喜多川は連投覚悟で勝ち点を取りに行く。

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2018年4月19日のニュース