大谷「右手のマメ」影響で66球降板 球団が公式発表…2回3失点で3連勝ならず

[ 2018年4月18日 12:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レッドソックス ( 2018年4月17日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>右手を見つめる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が17日(日本時間18日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発し、初回に先頭打者本塁打を浴びるなど2回で66球を投げて4安打3失点で降板。異例の早期降板となったが、球団は「投げる方のマメを悪化させた」と公式発表した。

 7回1安打無失点と圧巻の投球を披露した8日(同9日)のアスレチックス戦でできたもので、その後の練習や試合中にも気にするそぶりを見せていた。

 大谷翔平は先発予定だった15日(同16日)のロイヤルズ戦が中止となり、この日にスライド登板。初回、ベッツに先頭打者本塁打を被弾。スプリットの制球が乱れる中、投じた直球を左中間へ運ばれると、3番・ラミレスは中前打。後続は打ち取ったが28球を要する苦しい立ち上がりとなった。

 2回も制球が定まらず、スライダーも抜け気味に。安打と四球などで1死一、二塁とされると、9番・ホルトに左前に運ばれ失点。さらに四球で1死満塁のピンチを招き、2番・ベニンランディに左犠飛を許して3失点目。続くラミレスは遊ゴロに抑えたが、この回でマウンドを降り、自身3連勝はならなかった。チームは1―10で敗れ、連勝は7で止まった。

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