雄星 天敵ソフトB戦雪辱ローテ浮上 なぜか勝てない…通算17戦未勝利

[ 2018年4月17日 05:30 ]

土肥コーチ(左)が見守る中、キャッチボールをする菊池
Photo By スポニチ

 エースの「リベンジローテプラン」が浮上した。西武は対戦が一回りし貯金8で首位。10年ぶりのリーグ優勝へ、越えなければならないソフトバンク戦に、エース菊池が登板間隔を詰めて先発する可能性が出てきた。

 開幕から3連勝した菊池の次回登板は20日のロッテ戦(メットライフドーム)。その後の登板に土肥投手コーチは「いろいろ考えている。言わないけどね」と含みを持たせた。今後は今月24日からの3連戦など、交流戦前にソフトバンクと3度、全て週の前半で対戦する。菊池が20日から中5日で26日のソフトバンク戦に登板すれば、その3カードで登板が可能になる。

 菊池はソフトバンク戦通算17試合で未勝利の12連敗中。さらに、昨年は26度の先発で中5日以下の先発はなかった。あえて登板間隔を詰めるのは、天敵に早期に雪辱し、勝負どころの秋に備えたいというチームの思いもある。

 右肘を痛めたウルフが出場選手登録を外れ、22日のロッテ戦で高木勇が移籍後初先発する。4月末からの9連戦も含めて先発陣のやりくりが必要な状況だ。この日、西武第2での投手練習に参加した菊池は「状態は上がってきている」と話した。ソフトバンク打倒を成し遂げるため、エースがリベンジを果たす。 (春川 英樹)

続きを表示

2018年4月17日のニュース