ヤクルト石川 10年ぶり開幕連勝 今季2度目の完封リレー

[ 2018年4月15日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―0阪神 ( 2018年4月14日    甲子園 )

<神・ヤ>阪神打線を6回途中無失点に抑えた石川
Photo By スポニチ

 ヤクルトの石川が6回途中無失点の力投で、自身10年ぶりとなる開幕2連勝を飾った。

 「中村がいいリードをしてくれて、坂口がホームランを打ってくれて、近藤も抑えてくれた。もっと長いイニングを投げきれるようにしないと」

 反省が口をついたように、序盤から制球が定まらず、球も走らない。田畑投手コーチも「本来のボールではなかった」と語ったが、要所を締めた。4回2死満塁で梅野をカットボールで右飛に打ち取るなど、多彩な変化球をちりばめ、同じ球種でもタイミングをずらす円熟の投球術をみせた。昨季は5試合で0勝3敗と苦手とした阪神戦で16年8月27日以来の勝利を挙げた。

 近藤ら4投手の継投で今季2度目の完封リレー。捕手の中村から「石川さんにしかできない投球」と評された38歳左腕は「ナイスゲーム」と頬を緩めた。 (細川 真里)

続きを表示

2018年4月15日のニュース