慶大1年正木 連覇のキーマンなれるか 14日東京六大学開幕

[ 2018年4月14日 09:30 ]

開幕を控え、打撃練習する慶大の正木                               
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 東京六大学野球の春季リーグ戦が14日、神宮球場で東大―慶大、立大―早大で開幕する。慶大の正木智也外野手ら1年生も多数、開幕登録メンバーに名を連ねた。「清宮世代」として昨年の高校野球シーンを盛り上げた逸材たちが、大学デビューとなる春の神宮を沸かせる。

 昨秋リーグ覇者の慶大は慶応で高校通算50本塁打をマークした正木や、昨春センバツで優勝した大阪桐蔭の主将・福井、同じく準優勝の履正社の主将・若林の3人が注目される。

 特に今春中にスタメン起用の可能性もあるのが正木だ。当初は木製バットへの対応に苦心したが、実戦を積む中で飛距離よりも「逆方向へ大きい打球を」と意識をシフト。右足を踏ん張ってタメをつくることで「変化球を待てるようになった」と手応えを得た。

 昨年の野手陣がほぼ卒業し、メンバーは総入れ替え。大久保秀昭監督は「正木はしっかり動けているし、良い打球が出ている」と評価する。連覇のキーマンに名乗りを上げるか。 (松井 いつき)

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2018年4月14日のニュース